妊娠中にレントゲンをとってもいいの?X線の赤ちゃんへの影響

妊娠したとわかったときに心配になる「妊娠に気づかずしてしまっていたこと」。どうしよう!と不安になって夜も寝られないなんてことありませんか?そんな妊婦さんのために妊娠に気づかずやってしまったことの対処法、赤ちゃんへの影響をまとめました。

妊娠中にX線をうけたときの赤ちゃんへの影響

お腹の赤ちゃんの大切な器官が出来上がる時期は妊娠4週~16週、つまり妊娠2ヶ月~4ヶ月頃といわれています。この妊娠初期に先天性異常がおこる放射線の量は100ミリシーベルト以上です。さらにこの時期を超えて妊娠27週までの危険とされる放射線の量は120ミリシーベルト異常といわれています。これに対し、レントゲンを1枚撮った時の放射線量は次のようになっています。

  • 胸部レントゲン  0.01ミリシーベルト以下
  • 腰部レントゲン  1.7ミリシーベルト程度
  • 腹部レントゲン  1.4ミリシーベルト程度
  • 骨盤レントゲン  1.1ミリシーベルト程度

数値の違いを見てわかるとおり、一般的にレントゲンの放射線量がお腹の赤ちゃんに影響を与える可能性は限りなく低いことになります。いままでの統計からいっても医療被曝によってお腹の赤ちゃんに影響がでることはよほどのことがない限り起こっていません。また、胸部レントゲン・歯のレントゲンなどお腹から離れた場所のレントゲンについてはお腹の赤ちゃんまで届くことはありません。
でも、なるべく心配事を作りたくないですよね。そのために、レントゲンを受けるときに妊娠していることを伝えるのです。妊娠中期になると骨盤の位置を確認するためにレントゲンをとることも多く、レントゲンが赤ちゃんに影響をあたえることはないと考えてもよいでしょう。

妊娠中、X線以外に気をつけたいこと

妊娠中のX線について安心したところで他に注意しておきたいことをまとめました。

<妊娠中の感染症>
お腹の赤ちゃんに影響がでることとして有名なのは「はしか」です。
予防接種をしたり人ごみをさけるなど、はしかにかからないために細心の注意をはらいましょう。

<薬の影響>
一般的に服用する薬がお腹の赤ちゃんに奇形が起こる可能性がある期間が妊娠4週~15週といわれています。また、妊娠16週以降から出産までの間ではお腹の赤ちゃんに悪影響を与える時期とされています。妊娠中に絶対服用しないほうがよいとされている薬で有名なのが抗てんかん薬です。抗てんかん薬を服用している方が妊娠を希望するときには妊娠する前に医師に相談するとよいでしょう。その他の薬については、通常服用であれば問題ないケースが多いですが妊娠がわかったときに服用していた時期や量を医師に相談しましょう。男性が薬を服用していた場合については、薬が精子に影響すると受精能力を失いますから問題ないでしょう。

お腹の赤ちゃんに影響を一番あたえるもの

お腹の赤ちゃんに一番良くないのは、お母さんのストレスです。X線を受けてしまった、薬を飲んでしまった、出血がでたなど初めて妊娠した方はもちろん、初産ではなくても妊娠中は産まれるまで心配がつきものですよね。何かをしてしまうことより、そのことを心配して悩むことの方がお腹の赤ちゃんには悪影響です。気になることはどんどん医師にききましょう。医師からの言葉であればこの上ない安心感が得られます。そして、定期的に検診に行って体の状態、赤ちゃんの発育状態を見ればもっと安心できますよね。明るい気持ちで日々生活することがお腹の赤ちゃんに一番の栄養となります。ストレスをためずに、上手に発散してくださいね。

妊娠と気づかずしてしまったこと、お腹の赤ちゃんに影響しないことが多くて安心しましたか?お母さんが気にするより赤ちゃんはずっと強く一生懸命成長しているものです。心配事があったら気軽に相談できる医師との関係をつくり、何事も気にしすぎない程度で妊娠生活を送ってほしいです。

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