妊娠中の管理入院って何?実際に管理入院が必要となるケース5つ

たまに聞くことがある、妊娠中の「管理入院」これはいったい何なのでしょうか?管理入院は早産予防のための措置です。妊娠30週~32週以降で妊娠経過がよくて、お腹の張りなどの症状がない場合でも入院することが多いです。中には、家庭の事情などでどうしても管理入院はできないという人もいます。入院している方がなにかと安心だし、30週以降は体が重くて働くのもしんどいので、管理入院を指示された場合は、病院でゴロゴロ過ごすのも良いでしょう。管理入院中も、症状によって安静度は違く、お腹の張りや中毒症、胎児のトラブルなどがない場合は、病院内の比較的自由に歩けますが、要安静となった場合は、トイレ・洗面以外はベッドでの安静となります。では、そんな管理入院が必要なケースはどういった場合なのかみて行きましょう。

切迫早産

妊娠中の一番の心配事はこれかもしれません。病院の規模にもよります、多少差はありますが、24時間点滴での子宮収縮抑制剤を投与するというものが一般的といえるでしょう。ほとんど動くことを禁じられますので、しんどい経験だったというママが多いです。また入院期間も3週間程度~数カ月におよぶ場合もあり、これも症状によって違います。長期入院となると、あっという間に筋肉が衰えます。筋肉が衰えると、その後歩くのがしんどくなってしまいます。また、長期間寝たままなので、腰痛・背部痛などもあったり、足を動かさないことでの血栓リスクなども心配となってきます。

切迫流産

出血や、妊婦健診ですすめられて入院するケースが多く、入院期間は1週間~1カ月程度と切迫早産に比べると短い人が多いです。しかし、こちらもやはり安静第一なのでひたすら寝ている人や、手の届く範囲に身の回りのものを置いておいて、とにかく動かないといった感じで過ごしている人が大半です。

妊娠高血圧症候群

以前は「妊娠中毒症」と呼ばれていたものです。高血圧や尿たんぱくなどが見られるときに診断されます。診断から入院につながるケースが多いです。妊娠中に急激に太った人や過度のストレスなどがたまらないように気をつけましょう。基本は食事療法が主です。体重や血圧の高さによって必要なカロリーや摂っていい塩分の量は異なります。過労、ストレスなども避けるように過ごします。重度の場合は十分な安静を指示されることとなります。こういった安静や食事療法を行っても高血圧が続く場合は、赤ちゃんに影響が出ないように降圧薬を使うことがあります。

多胎妊娠

多胎妊娠だとほとんど方が管理入院をすすめられます。双子の妊娠・出産というのは母子ともに負担が大きく、リスクが高いからです。妊娠30週を過ぎると、病院やドクターの考え方によっても違いますが、管理入院を勧められることが多く、双子妊娠=管理入院の考え方が強いです。双子や三つ子の妊娠には安定期というのはありません。妊娠中のほとんどの期間できるだけ安静にしているこのが望ましいのです。お腹の張りもなく、血圧の成城で、何も問題がないような状態でも、突然トラブルが起きてしまう確立が高いからです。そうなった時には即入院して処置をしてもらうこととなります。

子宮内胎児発育不全

子宮内胎児発育不全とは、赤ちゃんがママのお腹の中で、なかなか大きくならない状態のことを言います。全妊娠の5%ぐらいにみられる症状で、
何らかの理由で、へその緒から赤ちゃんへ栄養が十分に届かない事や胎児側の要因(染色体異常その他)などが原因として言われていますが、
原因がわからないことが実は一番多いんだそうです。妊婦健診などで指摘されることが多く、管理入院をした場合は、原因を調べながら必要に応じて治療が行われます。ベッドの上で安静にすることで、子宮や胎盤の血流量を増やして、子宮の収縮を減らします。肺の成熟をみて、帝王切開や赤ちゃんが元気なうちに元気な状態で分娩することが目標となります。

最後に

管理入院の理由によって、入院する期間や制限されることが変わってきますが、ママ自身が元気なつもりでもいきなり入院することになるかもしれない管理入院。いざ入院すると、暇な時間を持て余してしまったという経験のママも意外と多いそうです。経過が順調で、まさか自分がと思うこともあるかもしれませんが、誰にでも管理入院になる可能性はあるということを心にとめて、少しだけ心の準備をしておくと慌てなくてすむかもしれませんよ。

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