経験者は15人に1人!?日本で無痛分娩が普及しない原因を調査

妊婦さんなら一度は気になるのが、出産方法で最近よく耳にするようになった無痛分娩ではないでしょうか?最近では、実施している病院も増えてきました。
陣痛の痛みというのは最初は弱く、徐々に強くなっていきますよね。自然分娩では痛みを受け続けることによって脳が麻酔のような役割を持つ物質を分泌し、また痛みを少しでも軽減させるような呼吸法を使って痛みをやり過ごします。
ですが、無痛分娩とは背中から細く柔らかい麻酔の管を通し、そこから麻酔薬を注入して痛みを軽減していくのです。麻酔を使って一時的に麻痺させることにより、痛みを軽減しながら分娩を行うことができるように工夫された分娩方法となっているのです。本当に痛くないのか、赤ちゃんや母体への影響はないのか?と色々気になるとこでもありますよね。
そして、無痛といっても、完全に痛みがなくなるわけではありません。同じように麻酔しても、個人差やその時の体調、体質や麻酔の量、などでも効き方にも差は出ます。
そんな無痛分娩ですが、日本ではまだまだ低い認知率と浅い歴史で無痛分娩は普及しておりません。
経験者は15人に1人とも言われています。ではどうして日本では無痛分娩が普及しないのでしょうか?調査してみたいと思います。

大きな原因は文化の違いにあった

海外では、約150年の歴史を誇るとも言われている無痛分娩。歴史が長く、認知率も含めて非常に高い傾向にあります。その長い歴史と高い認知率、痛みに耐える必要はないという女性の認識の高さが相まって、海外では80%という高い普及率と保っているそうです。
しかし、日本ではお産は痛くて当たり前という考えがまだまだ強い国でもあります。お産は痛みを伴うもので、陣痛に耐えることが美徳とあうる文化的土俵にあります。
この考えが日本における無痛分娩の普及を大きく妨げていると言われています。
ですが、ここ数十年で日本でもやっと無痛分娩の方法や考えが広まってきており、低い認知率と浅い歴史ではありますが広がりつつあるのです。

無痛分娩のメリットとデメリット

そんな無痛分娩ですが、無痛分娩にも自然分娩にも、どちらもリスクはつきものです。出産にはリスクは多かれ少なかれありますので無痛分娩だから必ずなにかあるということではありません。
「無痛分娩」は文字で見る限り、痛みが全くないようなイメージを連想させますが、陣痛の痛みを緩和させるというもの
なので、多少の痛みはあるということを覚えておいて下さいね。
また麻酔が効くまでの時間も自然分娩と同じように陣痛があるので、麻酔が効かず痛みが緩和されないまま出産してしまったというケースも耳にします。

無痛分娩のメリットとデメリットとはどんなことなのでしょうか?
〇無痛分娩のメリット
・お産の疲労が少なく、分娩後の母体の回復が早い
・陣痛の苦痛感が軽減される
・意識がはっきりしているので、赤ちゃんの誕生の瞬間をしっかり体感できる
・何らかの理由(病気など)で通常のお産に耐えられない場合に有効的
〇無痛分娩のデメリット
・足の感覚が鈍くなって、力が入らずに歩きづらくなる場合がある
・低血圧になりやすく、気分不快が起こることがある
・尿意が消失し、排尿困難が起こることがある
・陣痛が弱まってしまい、鉗子や吸引による分娩が増える傾向にある

赤ちゃんへの影響も気になるところですよね。
無痛分娩での赤ちゃんへの影響はほとんど無いと言われています。無痛分娩が普及している海外でも問題などは起こっていないそうです。
しかし、次のような方は無痛分娩には向かないので、希望する場合は一度医師と相談するとよいでしょう。
・背骨の変形や神経に異常などがある人
・血が止まらない病気を持っている人

最後に

近年では、無痛分娩を実施している病院も増えてきました。しかし、希望する際に一番大切なのは、無痛分娩は高度な技術が必要とされているので、医師や病院をしっかりと選ぶことです。間違って選んでしまうとリスクが大きくなってしまうこともあります。考えている人や興味ある人は、まずはメリット・デメリットもきちんと考慮した上で選択するかどうかを決めましょうね。

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