妊娠中は膀胱炎に注意!知っておきたい症状と原因

『お腹がチクチクする』『お腹に違和感がある』こんな症状がでだしてから疑われることの多い膀胱炎。この膀胱炎は女性がかかりやすい病気の1つで有名ですよね。膀胱炎になると、何度も繰り返してしまう人も多く、また、その不快な症状から日常生活に支障をきたしてしまうこともあるんです。

そもそも妊娠していると、免疫力が低くなりますから膀胱炎にかかりやすくなります。でも、膀胱炎ってどのような症状なのか、原因はどういったことがあるのか、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。

実は膀胱炎は女性がかかりやすい理由には女性特有の体のつくりにあるんです。

今回は、膀胱炎の症状や、自己診断するためのチェックポイント、そして膀胱炎にならないためにはどのような対策をするとよいのか、この3つにポイントを絞ってご説明いたします。

女性に多い膀胱炎とは?

女性の5人に1人はかかるといわれている膀胱炎。女性の中でも特に20代~40代までの人が膀胱炎に罹ってしまうことが多いといわれています。

膀胱炎とは、細菌が何らかの理由で膀胱内に入り込み増殖して膀胱が炎症を起こしてしまうことです。膀胱炎になるとお腹の辺りの不快感など様々な症状がでます。

なぜ膀胱炎は女性に多く発症するのか、雑菌がどのように膀胱内に入り込むのかをみてみましょう。

膀胱炎が女性に多いとされる理由

膀胱炎に女性がかかりやすいのは次のようなことがあるからなんです。

  • 尿道口と膣・肛門が近い
  • 性行為で雑菌がつく
  • 尿道が男性に比べ短い
  • 生理用品から雑菌繁殖

このように女性特有の体のつくりによって、雑菌が出る場所から尿道までの距離が短く、尿道から雑菌が入りやすいということなんです。そして尿道の長さが一般的に4センチ程度と短いため、尿道から進入した雑菌が膀胱にたどり着きやすくなっています。

また体のつくりのほかにも

  • 長時間トイレを我慢する
  • ストレスがたまる

このようなことも膀胱炎になりやすいことなので気をつけていきたいですよね。

膀胱炎になったかもしれない時のチェックポイント

では、『膀胱炎になったのかもしれない』と不安な方へ、膀胱炎の症状をご紹介いたします。

こういった症状があった場合には、膀胱炎の疑いがありますので病院へいき治療をしましょう。

膀胱炎を疑うべきチェックポイント

  1. 排尿後に残尿感がある。
  2. 排尿したときや直後に痛みがある。
  3. 尿が白っぽく濁っている。
  4. 排尿に違和感がある。
  5. 下腹部に不快感がある。

<排尿後に残尿感がある>

残尿感とは、「まだ排尿したい感じがある・尿が残っている感じがある」ということです。排尿を済ませたのにもかかわらず、まだ尿が残っているような、排尿をしたいような感覚が起こることがあります。

<排尿したときや直後に痛みがある>

膀胱炎の大きな特徴となる「痛み」ですが、キーン・ヒリヒリ・ジンジンなど尿道や膀胱などが焼け付くような痛みを感じることがあります。排尿をおさえてしまいたくなるような1番つらい不快症状となっているのではないでしょうか。

<尿が白っぽく濁っている>

膀胱炎は、膀胱内に雑菌が繁殖して炎症を起こしてしまうものです。膀胱炎になると、膀胱内の細菌と戦った白血球が尿と一緒に排出されます。これが、尿が白く濁る原因です。尿が白っぽく濁るだけではなく、少量の出血があったり、尿のニオイがきつくなってしまうこともあります。

<排尿に違和感がある>

上記のように排尿するときや排尿したとき、排尿した後に、痛みや重く感じたりと様々な症状として違和感を覚える人が多い疾患です。強い痛みだけではなく鈍い痛みが起こることもあります。

<下腹部に不快感がある>

これも、膀胱炎特有の症状で、生理痛とは違う「何かおかしい」と感じるような不快感が下腹部に起こります。

 

このような症状があったときには、放置せず早めに病院で治療を受けましょう。症状が軽いからと言って放置し膀胱炎が悪化したら、発熱する場合があります。特に高熱を出したときは、要注意です。膀胱炎から違う病気に発展することがありますので、たかが膀胱炎と甘く見ずに早期の治療をおススメいたします。

膀胱炎にならないように注意すること

膀胱炎にかかる原因は外部から膀胱への雑菌進入です。この雑菌が進入していくのを防ぐことが大切です。

膀胱炎にならないよう具体的な対策をまとめてみました。次の通りです。

  1. 水分摂取
  2. トイレを我慢しない
  3. 尿道口・膣や肛門周りなどを清潔に保つ
  4. 性行為後は早めに排尿する
  5. 下腹部を冷やさない
  6. 体調をしっかり整える

水分摂取

排尿の回数が1日に2~3回程度の人は排尿の回数をふやしましょう。排尿回数を増やすために水分摂取は必要不可欠です。また、水分を多く取ることで膀胱内の雑菌濃度が薄まりますから、意識して水分をとることが大切です。

トイレを我慢しない

トイレを我慢するということは、膀胱内に雑菌をためておくことになります。そうなると膀胱炎にかかるリスクはあがるので、トイレを我慢しないようにしましょう。特に起床後は睡眠時間の分だけ雑菌が膀胱内にいたということになりますから、朝起きたらすぐに排尿する習慣をつけるとよいでしょう。

尿道口・膣や肛門周りを清潔に保つ

ここでは3つのポイントがあります。

  1. 前から後ろに向かって拭く
  2. トイレの洗浄機の使い方に注意をする
  3. 下着・生理用品は清潔なものをつかう

女性器のつくりから、前から後ろに向かってふき取る習慣をつけましょう。

トイレの洗浄機は、一見清潔にするように思えますが、水圧が強いときには雑菌を尿道に押し戻してしまうことがあります。水圧を強くしすぎない・軽くふき取ってから使用するなどの工夫をするとよいでしょう。

夏場などの汗をかきやすい時期には下着や生理用品をこまめにとりかえましょう。生理用品は長くても2~3時間で取り替えたほうが雑菌が繁殖しづらいです。

性行為後は早めに排尿する

性行為による雑菌繁殖も膀胱炎にかかる原因の1つです。性行為後にはなるべく時間を空けず排尿をしましょう。

下腹部を冷やさない

下腹部を冷やすと血流が悪くなります。そのため下腹部全体の働きが衰え雑菌が進入してきたときに打ち勝てなくなってしまいます。

腹巻やガードルなどで下腹部を温めるようにしましょう。

体調をしっかり整える

日々体調をしっかり整えることで免疫力を上げましょう。体調を整える3代要素は「睡眠」「栄養」「運動」です。どんな病気にも打ち勝てるように日ごろから生活習慣を整え体調のよい状態でありましょう。

 

このように膀胱炎にならないために対策することは沢山あります。そして、この対策をしているだけで膀胱炎になるリスクをかなり軽減できます。

5人に1人がかかる膀胱炎。甘く見てはいけない

先でも触れたように、膀胱炎は女性の5人に1人は疾患しています。ですが、膀胱炎は事前に対策をとっていれば、かかりにく疾患でもあります。膀胱炎を甘く見て放置しておくと、のちに大変な病気にかかってしまうこともあります。たとえ他の病気にまでならなくても、膀胱炎の症状は不快感が強く、日常生活でも支障がでてしまうこともあります。

女性である以上、この5人に1人が疾患しているという事実を受け止め対策をとっていきたいですよね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る