妊娠と出産は意外と安く済む?実際にかかる費用

妊娠すると、出産費用っていくらぐらいかな?と、まず思い浮かびますよね。しかし、妊娠~出産までは、他にもお金がかかる物がたくさんあります。出産までの妊婦検診や、マタニティ用品の購入、赤ちゃん用品の準備など。実際に準備を始めるとこんなにお金がかかるものなの?と驚くことも。
働く女性が妊娠すると、産休などをとらなければならなくなるので、産休に入る前には生活費の3ヶ月分を用意しておくと安心とも言われています。

ですが、なるべくお金はかからない方がいいですよね。赤ちゃんの誕生を心待ちにして嬉しくて赤ちゃん用品をついつい買いすぎてしまうなんてことも起こりえることなので、蓄えは多いに越したことはありません。
しかし、赤ちゃん用品などは哺乳瓶など新品でなければならないもの以外は、リサイクルショップや、友人からのお下がりレンタルなどを上手に利用すると安く準備することもできます。

では、実際にはどのくらいお金がかかるものなのでしょう?そして、手当などの補助制度はどういうものがあるのでしょうか?

出産時にかかる費用の平均額

分娩・入院時の平均額は、厚生労働省の調査によると、全国平均額は、総額47万3626円です。
これを高いと思うのか、安いと思うのかはそれぞれの価値観にもよりますが、もし全額を払えなどと言われたら、子供を作ることも躊躇してしまうママの方が多いはず。入院する病院などによっても、費用はだいぶ変わります。最近では、エステがついていたり、元々個室であったり、と様々。事前に、産みたい病院が決まったら調べておくことをオススメします。
ですが、安心しましょう。ママになった人は誰もが、公的補助制度というものを利用できることになります。

妊婦が得をする公的補助制度について

公的補助制度と聞くと堅苦しいイメージですが、申請するともらえたり、戻ってくるお金のことです。賢く制度を使って費用を軽減させていきましょう。

1.出産育児一時金

健康保険に加入又は、被扶養者になっていて、妊娠4カ月以上で出産した人は、子供1人あたり42万円もらうことができます。
ただし、産科医療補償制度の加算の対象にならない出産の場合は39万円になります。多胎の場合は、人数×42万円の額をもらうことができます。直接支払制度も利用できるようになり、出産育児一時金が直接医療機関へ支払われる為、あらかじめまとまった現金を用意する必要がなくなりました。上限額の42万円を超えてしまったら、差額を窓口で支払、上限金額よりも安く済んだらそのままの口座へ振り込まる場合と、産院で直接補助金分を差し引いて支払い金額を提示してくれる場合があります。
入院する病院の費用によっては、戻ってくるお金がプラスになるケースも。出産は意外と負担する金額が少ないものなんです。

2.出産手当金

仕事をしているママは、出産でしばらくの間、仕事をお休みしなければなりません。産休制度を利用して休める日数は、産前42日・産後56日と決められています。ただしほとんどの会社は、産休中などはお給料が出ません。
その間の生活を支える為の制度を出産手当金といい、加入している健康保険から支給されます。産休後、仕事に復帰するママが対象となり、標準報酬日額の3分の2を支給されます。これはパートやアルバイトなどの正社員でなくても、健康保険に加入し続けていれば出産手当金をもらうことができます。

分娩・入院以外にかかる費用

妊婦検診費用

出産するまでに検診をする回数は、平均11回程度と言われています。
母子手帳交付時に一緒に配布されることが多い妊婦検診補助券を利用すると、検診にかかる費用を安く抑えることができます。
ですが、検診の内容によっては、補助券が使えないことがありますので、いくらかは準備しておく必要はあります。妊婦健診補助券の回数、補助の合計額、補助の範囲は自治体ごとに異なるので、お住まいの地域の市町村で確認すると良いでしょう。

マタニティ用品の準備

先輩ママたちによる調査を行ったところ、マタニティ用品にかけた平均総額は3万円でした。お腹が大きくなると下着なども、マタニティ下着にしたりワンピースを用意したりと見ているだけでも欲しくなってしまいますね。出産時に使用する産褥ショーツなども早めに準備しましょう。

赤ちゃん用品の準備

こちらは、平均12万円でした。ベビーカー、ベビーベッドなど、まともに新品を購入しているとかなりの費用になることが分かります。雑誌やネットなどで、準備リストなどがありますが、過剰に宣伝しているものも多いので、よく見直して自分に必要とそうでないものを見極め、必要最低限のものを用意しましょう。
赤ちゃんはとても成長が早いので、短い期間しか使わないものの方が圧倒的に多いです。そのため、お下がりなどがあるととても助かります。あとは、リサイクルショップやネットオークションなどで安く購入する・赤ちゃん用品レンタルショップを利用するというのも賢い方法です。

贅沢を望まなけば費用はうんと抑えられる

妊娠と出産ではいろんな出費がかさむものですよね。平均50万~100万円と言われる理由もよくわかります。まとまった金額が必要になるので、妊娠がわかる前から準備しておくのが理想的ですが、実際にはなかなか難しいのものですよね。赤ちゃん用品はお下がりはリサイクルなどを上手に利用したり、必要最低限なものだけを準備したりして、抑えられるものは抑えましょう。
公的な補助制度を利用すれば、出産自体にはそこまで大きなお金は必要ありません。結婚式や引越しなどが重なる、働いていたママなら収入がなくなる、など、実際に困ることになるのはこういった補足的な要因。
出産にかかる費用を軽減させるためにも、公的補助制度もしっかりと知ってフル活用していきましょう!

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