卒乳はいつするべき?タイミングと卒乳のための準備

お子さんの成長過程で必ずぶつかるのが「卒乳」。少し前まではおっぱいをやめさせるという意味で「断乳」といわれていました。最近ではお子さんが自然におっぱいから卒業できるようにする「卒乳」といわれています。この卒乳。実は結構大変な場合もあるんですよね。上のお子さんで大変な思いをしたお母さん、そろそろ卒乳を考えているお母さんへむけて、卒乳についてまとめました。お子さんが自然に卒乳できるように、また、お母さんが大きな不安をもたないようにぜひ、実践してみてくださいね。

卒乳へのタイミング

卒乳するに当たって、お子さんが卒乳できる状態なのか、お母さんはどのようなことで卒乳を考えたりするのかを見てみましょう。

卒乳できる条件

  1. 離乳食が1日3回
  2. おっぱいやミルクに変わる栄養がとれている
  3. 水分をストローやコップを使って飲める
  4. スキンシップができている

このように、離乳食3回でしっかり栄養がとれていて、ミルク以外での水分がしっかりとれていることが大切です。また、おっぱいは赤ちゃんの精神安定剤です。おっぱいに変わる、おっぱいを忘れてしまうようなお母さんとのスキンシップがとれていれば安心です。離乳食3回をとっていても、すぐにお腹をすかせてしまうようであれば、卒乳の時期を見送るほうがよいでしょう。卒乳は我慢をさせることではありませんからね。

卒乳を考えるきっかけ

卒乳をしている、卒乳を終えているお母さんはどんなことがきっかけで卒乳を考えたのでしょうか。

  1. 1歳半~2歳頃
  2. おっぱいがでなくなってきている
  3. おっぱいやミルクを飲む量が減ってきている
  4. お母さんが授乳をつらく感じている
  5. 2人目の妊娠
  6. お母さんの職場復帰

<1歳~2歳頃>

最初から2歳までには卒乳を考えて準備すると考えるようです。おおよその時期を決めていればそれまでの準備もスムーズにいきます。

<おっぱいがでなくなってきている>

おっぱいを飲んでもすぐ機嫌が悪くなり、ミルクや離乳食で補うことが多いときです。ただ、このときに足りない分を補うことのメインがミルクの場合は卒乳を先延ばしにするとよいでしょう。

<おっぱいやミルクを飲む量が減ってきている>

離乳食が十分取れている場合は、ミルクやおっぱいの量が減ってきます。卒乳を考えるのに理想的なサインですね。

<お母さんが授乳をつらく感じている>

おっぱいをかまれたりして、お母さんが授乳自体をつらく感じている場合には卒乳を考えてもよいでしょう。離乳食の量に不安があるときには、いきなり卒乳は難しいので、おっぱいからミルクに変えてみる方がよいでしょう。

<2人目の妊娠>

おっぱいは与えているけど、2人目を妊娠してしまったというときにも卒乳を考えるきっかけになります。妊娠期間は10ヶ月ですので、妊娠してからゆっくりと卒乳の準備をして大丈夫です。

<お母さんの職場復帰>

お母さんが職場復帰する場合は、卒乳するよい機会ですね。職場にお子さんを連れて行けないので、卒乳を考える、時期が早ければまずはミルクと離乳食で準備しましょう。

このように卒乳を考えるきっかけとは人それぞれですので、気にしすぎないようにしましょうね。

卒乳までの準備

卒乳しようと思ったら今すぐ!なんてダメダメ!卒乳はお子さんに無理なく自然におっぱいから卒業してもらうものですからね。お子さんもお母さんも卒乳の準備をしっかりしましょう。

卒乳のポイント”3日間”

赤ちゃんがおっぱいを忘れるのに「3日間」かかるといわれています。逆に考えれば「3日間」を乗り越えられればほぼ卒乳は完了です。このことを覚えておいてくださいね。

卒乳までに用意すること(ミルクの場合)

卒乳をするときに、目に付くところに哺乳瓶があったり、ミルクの缶があったり、ポットがあったりしたら、赤ちゃんは日課のようにミルクをほしがります。卒乳を実践する日にはミルクを思い出すようなものを目に付かないところへしまう必要があります。事前に、ミルク用品を収納する場所を確保するとよいでしょう。

日程を決める

卒乳チャレンジの3日間を決めましょう。気をつけたいことは、気温や天気などです。水分をあまり必要としない気温の日がおすすめです。それから比較的気分が上がるのが晴れの日。そういった気温や天気 を見ながら挑戦できるよう1週間くらい予定日をとるとよいでしょう。

また、お子さん自身の体調がよい日に卒乳をするとよいでしょう。風邪をひいている時などは卒乳を見送ってくださいね。

実践日までのお子さんのケア

お子さんの性格によって、卒乳へむかってのケアは2種類の方法があります。

  1. 言い聞かせる
  2. 忘れさせる

言い聞かせる

だましだまし物事をやるのが嫌な子には正直に話すとよいでしょう。

「そろそろお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったからおっぱいバイバイしてみよっか」と最初に話すのもよいですし、うっかりおっぱいをわすれてしまっていたときに「すご~い!おっぱい飲まないでいられたね!お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったんだね!」と驚いてみるのもよいでしょう。他にはコップやマグカップをお兄ちゃんコップ、お姉ちゃんコップと特別な呼び方をしてみるのもよいですね。

忘れさせる

下手に卒乳の話をした暁にはよりいっそうおっぱいへの執着が強くなるだけという子には、卒乳に触れず自然に実践するほうがよいでしょう。おっぱいを飲む習慣がある場合にはその時間に本を読んであげたり公園へいってあげたり、お昼寝のときには布団でごろごろ遊びをしてから歌を歌ってクールダウンさせていくなど、いつもとは違った形を与え興味をそらすことがよいでしょう。筆者は家族旅行の日に卒乳を実践しました。興味が他にいけば意外と忘れてしまうものです。途中で思い出したときには「ちょっと待っててね」「これが終わったらね」とすぐに与えず様子を見てみましょう。筆者も家族旅行中に息子が思い出しましたが、「今車だからまってね」「温泉はいってからね」と言っているうちに息子はおっぱいのことを忘れていました。

卒乳に失敗したとき

あの手、この手でもやっぱりダメなときはダメなものです。どうしてもおっぱいを欲しがったときは無理に我慢させず卒乳は中止しましょう。卒乳を中止したときは、お子さんが不安な気持ちをもっているので、リセットするまでとして2~3ヶ月あけてから再チャレンジしてくださいね。何度も挑戦して失敗が続くと、逆におっぱいへの執着が強くなってしまうので、ここはあせらずゆっくりと再チャレンジの機会を待ってください。

卒乳のときの注意点

卒乳は、お子さんからしたら大切なおっぱいから卒業するとっても不安な出来事です。その気持ちを汲んであげるという意味で次のことに気をつけましょう。

  • あせらない
  • 無理に我慢をさせない
  • 怒らない

この3つは卒乳を成功させる上でとても重要となってきます。とにかく第一前提に「お子さんの歩幅に合わせる」ということです。できないことを怒るよりも、できたことをオーバーリアクションで喜ぶほうがよい結果が出るでしょう。

 

卒乳と聞くと大変なイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。お子さんのタイミングに合わせてサポートするだけで十分です。その為には、沢山の笑顔と褒め言葉をお子さんに与えてあげましょうね。

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